痩せたい!元気になりたい!タイでできる無料エクササイズ

  • 2015/01/26
  • Thailand



サワッディー・カァ~。こちらタイランドは一年の中で最も涼しい時期に入りました。日中は太陽が燦々と照りつけてますが、それでも朝夕は肌寒く、お年寄りなどは長袖を着ている方も多いです。

BASB Magazineではこれまで、世界の美について書かれた記事がいくつかありました。スリランカには「ぽっちゃりするためのサプリメント」まであるという話などは驚き桃の木で、世界の広さを感じたのですが、ではでは、タイ人の指す美人の条件とはどのようなものか? と言う話をお伝えしたいと思います。

エアロビクス

タイ人が美しいと思う体型に関しては「ほっそりと痩せている人」という、日本と同じ美意識なのであります。日本のファッションや芸能人が人気なのも、同じような美意識を持っているから、と言えるかもしれません。

が、しかし。急速に経済発展しているタイランド。30年ほど前は、ほとんどのタイ人がスマートで、太っていたのは一部のお金持ちのみだったと聞いておりましたが、今では肥満が社会問題となるほど太ったタイ人が全国に広がっています。体重が100キロ超えている小学生もけっこういたり、膝を悪くするほど太ってしまう大人もいたり。

そう言えば、80歳過ぎても元気なタイ人のおばあちゃんが「今のタイ人は甘い物や脂っこい物ばかり食べてるくせに歩かないから太るのよね~」と、日本人の筆者にちょっと愚痴っていたのを思い出します。

一年の大部分は日本で言う真夏日で、体力を消耗しないよう無駄な労力は使わない生活をしており、ちょっと買い物に行くにもバイクや車に頼ってしまう。街を歩けば屋台が並び食欲を刺激してくる。しかも生活水準が上がり、コンビニでちょっとしたお菓子を購入するのが簡単になったタイランド。こんな状況では太ってしまうのも当然といえば当然です。

教育水準の高いタイ人富裕層にはすでに、肥満は悪、という意識が浸透しており、健康を維持するための食事やスポーツを導入している方が多いようです。そのため加齢による体重増加は仕方ありませんが、若くして太ったお金持ちはそうそういないのが今のタイです。そういった状況なので健康管理関係のサービスや商品は、良い物であれば高額でも売れているようです。

逆に、一般庶民の中には健康管理に疎い人も多いため、実はお金持ちよりも太りやすい環境にあります。

そんな中、数年前からタイ保健省も国民の健康を促進させるために活動しています。南国タイでも涼しくなる夕方5時から、人が集まる場所で無料の野外エアロビクス教室を開催しています。誰でも自由に参加できるので、外国人旅行者でも飛び入り参加ができたりします。

ジョギング

うちの近所のエアロビクス教室は、先生も生徒も年齢層が高いですね。高齢者もいらっしゃるのですが、総じて女性が圧倒的に多いのが特徴です。(女性10に対して男性1居るか居ないか)

では、男性陣は怠けているのか? と言うとそうでもありません。健康管理に関心を持つタイ人は男女問わず増えています。

たとえば、大きな公園などにはジョギングコースや運動器具が用意されている広場もあり、早朝や夕方には健康意識の高い人たちが集まり、各々運動に励む姿が見られます。


運動器具

筆者も小学生の子どもを連れ、毎週末には車で10分ほど離れた場所にある大きな公園で1時間ほどウォーキング&運動器具でのエクササイズを楽しんでいます。この公園、もう13年程通っていますが、通い始めた当時よりもマラソンしたりウォーキングしたり、器具を使ってストレッチするタイ人が増えていますよ。

公園の様子

今回取材ということで意識してエクササイズに勤しむタイ人を眺めてみたところ、習慣的にスポーツしている人たちのランニングシューズやランニングウェアーが昔に比べ、ファッショナブルになっており、オシャレにランニング&ウォーキングを楽しむタイ人が増えてきたように感じました。普段着で気楽に走っている人も多いですけどね。ヘッドホンで音楽を聞きながら颯爽と走る若者もけっこういて、13年前とは状況が違っているのをひしひしと感じます。

子供用遊具

子供たちのための遊び場も充実しています。滑り台にブランコ、シーソーなど、ひと通りの遊具があります。でも鉄棒やジャングルジムは筆者の知る限りどこの公園でも見かけないですね。そう言えばタイの学校に通う我が子たちに「鉄棒」という概念を教えるのに手こずった記憶が……。 

とは言え、安全な場所で伸び伸び運動をしていれば、肥満に悩む子供たちが減るかも知れません。運動できる環境が用意されていることに感謝です。ただ、このような公園は数が少ないので、車やバイクで通わなくてはいけないのが難点ですが。

チャオプラヤー川

この公園のオススメが、チャオプラヤー川沿いの歩道。ここで川風を身体に受けながら走ったり歩いたりするのはとても気持ちが良いんですよ。バンコク郊外に位置して人口もそこそこある場所ですが、川沿いなので空がとても広いんです。肉体だけでなく精神のエクササイズまでできちゃうのが嬉しいですね。ですから運動目的ではなく、ただただ川を眺めに来るタイ人も多いのです。

公園内の池

夕方6時になるとスピーカーを通して国歌が流れてきます。国歌が流れたらタイ名物の『直立不動で国歌拝聴』の時間ですが、だいたいそれが終わると閉園です。管理された公園ですから閉園時間は一応あるのですが、ゆったりと時間が流れるタイランド。管理人さんの気分次第で閉園時間が若干ずれるようです。

また明日、朝5時からランニングを楽しむ人が訪れるまで、しばしの閉園です。






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