フィリピン、いろいろご紹介

  • 2015/10/05
  • Philippines



はじめまして、フィリピン在住の藤岡貴子です。
今年からフィリピンに来てまだ日は浅いですが、日本にいらっしゃる方と同じフレッシュな視点で記事をお届けできたらと思っています!

フィリピンといえば、セブの方が国名よりも有名なのでは?
というぐらい、日本では馴染みが薄いのではないでしょうか。
もしかしたら、バナナの輸入元の国としてご存知の方も多いのかもしれませんね。
この記事ではまだまだ知られざる、フィリピンの魅力についてご紹介してゆければと思います。

バナナも種類が豊富で、手前のものは傷んでいるように見えますが、この種類はこのぐらいが食べ頃。

今回は、日本と比べて似ていたり、違っていたりするフィリピンを、ロケーション/服装/気候/物価/言語と5つのポイント別にご紹介します。

フィリピンってどこにあるの?

フィリピンは日本から南へ、飛行機でわずか4時間。時差も1時間と、とても近い国です。
セブパシフィックやジェットスターなど格安航空会社も就航しており、セール期間で行けば成田と首都のマニラ間を往復2万円程度で行けてしまいます。

きれいなビーチでのんびりしたい、と思ったら、フィリピンを選択肢のひとつに入れてみてもいいかもしれませんね。

アイランドホッピングも楽しみのひとつ。

日本と同じように島国で、日本よりも島の数は多く細分化されています。
フィリピンの国民性は基本的にフレンドリーで親切ですが、それぞれ県民性のようなものもあり、代表的な場所はこんな風に言われたりします。
(※あてはめた各県の例えは筆者のイメージです。)

・マニラ(ルソン島中部)
 洗練されている、生意気
 日本でいう東京?

・イロカノ(ルソン島北部)
 勤勉、ケチ
 日本でいう名古屋?

・ビコラノ(ルソン島南部)
 歌がうまい、エンターテイナー
 日本でいう沖縄?

・セブ(セブ島)
 ノリがいい、うるさい
 日本でいう大阪?

・イロイロ(パナイ島)
 穏やか、愛情深い
 日本でいう四国?

・ワライ(レイテ島)
 勇敢
 日本でいう九州?

あなたはどこの地方が合いそうでしたか?

なにを着てけばいいの?

基本的には熱帯気候なので、年中日本の夏の服装で過ごせます。

Tシャツ+パンツスタイルがフィリピンベーシック。

乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)があり、一年中同じ気候だと思いがちですが夏(3月〜5月)があり、今の雨季は夏と比べると涼しく過ごしやすいです。
フィリピン人は暑い日差しを避けるために老若男女が傘をさしていますが、雨でも便利なので折りたたみ傘はおすすめ。

ビーチサンダルもみんなに愛されている日用品で、デザインやバリエーションも日本より豊富なので、選ぶ楽しさもあります。

デパートにはカジュアルなものからフェミニンなものまで、様々なデザインがずらりと並ぶ。

例外的に首都マニラのあるルソン島の北部は山が多く涼しい気候で、半袖だと寒いぐらいです。
またクーラーの効きすぎているところも多く、デング熱やマラリアなど蚊の媒介する病気もあるので、予防の意味も込めて私は長ズボンに靴下+長袖は持ち歩くことが多いです。

ベストシーズンは?

台風シーズンは9月〜11月で、旅行するならこの時期は避けた方が無難です。
フィリピンは台風の通り道でもあり、2013年に起こった台風ヨランダの被害は記憶に新しいのではないでしょうか。
日本に来る台風のほとんどはフィリピン近郊から発生しており、日本に来るものより勢いがあり、1年に5〜8の台風が上陸します。

物価は?

ランチ代を東京と比べると、都市部で200ペソ(約600円)、地方で50ペソ(約150円)。
都市部だと約2/3、地方だと約1/6と、場所によってかなり違いがあります。

GDPが順調に伸び続け人口も若年層の多いフィリピンは、アジアではこの10年で一番発展する国ではないかと言われています。

子どもをみかけることが日本と比べてとにかく多い。みんなシャイだけど、かわいい。

最近では経済発展に伴った日本企業の進出も増え、今までタイにいた駐在員がフィリピンに来ることも多いようです。
マニラ(ルソン島)・セブ(セブ島)・ダバオ(ミンダナオ島)はフィリピンの3大都市と呼ばれています。特に発展している地域で、中には日本と遜色ないようなきれいなオフィスやおしゃれなショップがあり、外国人も多く訪れます。
その分物価も高いという訳です。

マニラのマカティ市。外資系企業が多く軒を連ねる。

反面、地方やマニラのスラムの貧困層は1世帯で1日あたり150ペソ(約450円)以下で生活しています。
60%の貧困層と、10%の富裕層の差はとても大きく、多くの人は仕事がない中で、一部の財閥を中心とした富裕層だけが富を独占する社会構造があります。

マニラでは地方に仕事がなく上京してきたものの、物価が高すぎたり仕事が得られず、マニラ近郊のケソン市のパタヤスと呼ばれるごみ捨て場周辺に住む人々がいます。
ストリートチルドレンも多く、ファーストフードで食事をしていると、ガラス越しに食べ物をねだる子供がいて驚かされました。
パタヤスは日本のNGOなどが見学ツアーをしているので、興味があれば行くこともできます。

同じマニラの風景とは思えない。行き場をなくした人々がバラッグに住む。

ボニファシオやマカティといった日本企業や富裕層の多い地区と併せて行くと、狭いマニラの中での貧富のコントラストが強烈で、考えさせられます。

何語が話されるの?

公用語は英語とタガログ語で、最近では日本でも、欧米よりリーズナブルな英語留学先としても注目されています。

日本人向け語学学校の一例。

公用語のほかにマニラ近郊の地域を除けば、それぞれの地域の現地語があり、その数は182ほどと言われています。
英語もタガログ語も幼稚園・小学校から教育されるので、順当に教育を受けられたフィリピン人は3言語(現地語+タガログ語+英語)が話せます。

教育の格差にもよりますが、英語のレベルはとても高く小学生でも一般的な日本の高校を修了した学生より話せます。
映画やNBAの中継などは字幕なしで見ていることも多く、ポップスもアメリカのものが人気でみんなよく歌っています。

公的な書類はすべて英語なので、フィリピンでは収入が高く安定した公務員、国内よりも高収入を得られる海外の出稼ぎも、英語は必須の能力です。
生活レベルと英語力が直結していることと、政府も海外での出稼ぎを推奨した教育をしているので、必然的に高くなるのだろうと思います。

それにしても、地方の小さな食堂のおじちゃんと英語で意思疎通ができたりするので、外国人である私にとってはとても助かったりします。
逆に言えば、日本にいる外国人はとても心細いだろうな、と思います。

いかがでしょうか?
近くて遠いフィリピンは、こんな所だったりします。
少しでも身近に感じてもらえれば嬉しいです!

国民のほとんどが信仰しているカトリックは、人々の生活に根強く関わっている。

まだまだお伝えしきれないフィリピン事情。
これからも食や文化習慣から、おしゃれショップやビーチまで、様々な側面から情報をお伝えしてゆければいいな!と思っています。
よろしくお願いします!






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