潜入捜査!イタリアのフィットネスクラブってどんなの?

  • 2014/11/06
  • Italy


Ciao!!夏らしい夏が来ないまま、秋に突入してしまったイタリアです。私は今年の夏、結局一度も海に行きませんでした。

しかし、やはりここは太陽の国イタリア、毎日さわやかな秋晴れが続いています。この時期、週末になると海岸沿いを家族や友達、恋人とお散歩するのがイタリア人のお気に入りなのです。特に目的はないけれど、おしゃべりをしながら海岸沿いの遊歩道を行ったり来たり。疲れたら、道沿いにあるカフェでコーヒーを飲んだり、ジェラート屋でジェラートを食べたりして、ゆっくりのんびり週末のひと時を楽しみます。


さて、イタリアでは長い夏休みも終わって、9月から新学期・新年度が始まります。学校や会社以外でも、趣味の教室や様々なコースが開始されるのもこの時期で、町のあちこちで宣伝ポスターを見かけます。今回は、私も通い始めたフィットネスクラブについてお話します。

9月に会員が増えるワケ

イタリアでは、9月に習い事やジム通いを始める人がとても多いのです。というのも、7月8月は教室やコースがお休みになることが多いからです。教室の先生やインストラクターもバカンスに行ってしまいます。暑い時期に、建物の中でじっとしていられないのが、イタリア人です。

そして、バカンスが終わり、少し涼しくなってきた頃に「海に行っても泳げないし、家にいてもつまらないし、何かやることはないかなー」と考えます。そして、「そうだ、家でダラダラしていても仕方がないし、フィットネスクラブに通って、汗を流そう!」という結論を導き出すのです。

私が、今回お話しするフィットネスクラブの会員になったのは、夏が本格的に始まる少し前の6月のことでした。夏本番まであと少し、という時期でしたから、ボディーラインの最終調整をしに来ているイタリア人にたくさん会いました。しかし、7月に入ると、みるみる人が減ってゆき、毎日いくつもあったスタジオプログラムも、どんどんお休みになっていきました。夏まっただ中の8月にはスタジオプログラムは週2回程度に激減し、マシントレーニングをしているのも2~3人になってしまいました。それまで月曜から日曜まで営業していたのに、8月には土日が休業日になりました。なんともイタリアらしいです。

私は、マシンも自由に使えて、更衣室やシャワー室も貸し切り状態だったので、それはそれでよかったのですが、少しさみしく感じました。「こんなんで経営は大丈夫なのかしら?」と、関係ないのに心配になりました。

そして、9月に入ると、フィットネスクラブにも活気が戻り始めました。夏の間は休んでいた会員さんも再び通い始め、新たに会員になった人も加わって、スタジオは一気ににぎやかになりました。

フィットネスクラブ MABO’S

私の通っているフィットネスクラブは「MABO’S」と言います。

このフィットネスクラブは、マシントレーニングエリアと3つのスタジオ、それにアクアスタジオがあります。

スタジオプログラムは、ピラティス、ズンバ、ステップ、フィット・ボックス、スイッチング、パンプ、脂肪燃焼、エアロ・バイク、サスペンション・トレーニング、ランニングマシン・トレーニングがあります。

アクアスタジオでは水中バイク、アクア・ダンス、アクア・ズンバ、アクア・ジム、アクア・ステップなどのプログラムがあります。

MABO’S

インストラクターの方たちは、親切でエネルギッシュな人たちばかりです。トレーニングのメニューを一緒に考えてくれたり、相談に乗ってくれたりして、とても頼りになります。

トレーニングエリアとは別に、サウナルームと日焼けサロンもあります。秋冬は海で日焼けができないので、日焼けサロンを利用する人は結構多いのです。

さらにカフェレストランも併設されていて、サッカーの試合がある日はみんなで集まってサッカー観戦をすることもあります。

夏にはバーベキュー大会が企画されるので、会員の方やスタッフの方と仲良くなることができます。知り合いが増えると、もっとジム通いが楽しくなりますよね。

イタリアのフィットネスクラブは安い?

フィットネスクラブに通おうと決めたとき、いくつかの施設を見学してMABO’Sに決めたわけですが、料金はどこの施設も大体同じくらいで、あまり大きな差はありませんでした。

年会費が30ユーロ(約4,125円)と、月々60ユーロ(約8,250円)が平均的な料金プランというかんじです。日本のフィットネスクラブもこれくらいでしょうか。

この月額を払うと、マシントレーニングエリアを自由に朝でも夜でも使うことできて、興味のあるスタジオプログラムに参加することができます。もちろんシャワールームやロッカールームも使えます。

アクアスタジオだけが別料金ですが、アクアスタジオのみの利用ということも可能なので、興味や目標に合わせて組み合わせることができます。

さらに、3カ月まとめて払うと10%オフとか、カップルで入会すると30%オフとかいろいろなキャンペーンがあって、お財布にやさしい仕組みになっています。

私は現在、夫婦で入会していて、3カ月分まとめて申し込みをしたので、月額が一人40ユーロ(約5,500円)になりました。さらに年会費無料キャンペーン中だったので、とってもお得に入会できました。

フィットネスクラブに通う人たち

フィットネスクラブで出会うイタリア人は、お仕事をしている人や主婦、学生などさまざまです。

施設は午前8時から午後10時まで開いているので、自分の都合に合わせて利用することができます。

朝の時間は仕事に行く前のビジネスマンやビジネスウーマン、子供たちを学校に送り出した主婦の方が利用されることが多く、スタジオではヨガやピラティス、ズンバなど、女性に人気のプログラムが充実しています。

イタリアの会社は昼休みが長いので、その休み時間を利用して汗を流しに来る人がたくさんいます。ジムで汗を流してリフレッシュして、午後からの仕事に取り掛かるのですね。

ちなみにイタリアの昼休みはだいたい午後1時から3時までで、一旦家に帰って昼食をとるのが普通ですから、ジムに行く時間も十分に確保できます。

残業がほとんどないイタリアですから、夕方以降は、仕事帰りの人で一番混雑します。

プログラムに参加する人も多いですから、スタジオも少し狭く感じでしまいます。この時間のプログラムは、フィット・ボックスやトータルボディーなど、少しハードで、男性でも満足できそうなメニューが用意されています。

バランスのとれたボディーを目指します!

パンプという、ステップとバーベルを組み合わせたスタジオエクササイズに参加したのですが、これがなんともハードだったのです。私は休み休み最後までやりきったのですが、他の方は休むことなくリズムに合わせて動いていました。イタリア人が強靭なのか、私が体力がなさすぎるのか・・・。でも、終わった後の疲労感は、子供のころ、プールの後に感じた疲労感に似ていて、とても心地いいものです。

イタリア人にまぎれて、ちんちくりんな日本人がエクササイズをしているのはちょっと笑える光景ですが、来年の夏に向けて、今からコツコツがんばります!






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