忙しくても、オシャレに手抜きは禁物!出張ネイルをお願いしましょ♪

  • 2014/08/25
  • Italy



Ciao!!イタリアにも、暑い夏がやってきましたよ。と言っても、今年のイタリアの夏は雨が多くて、いつもは肌を刺すような太陽も威力が弱いような・・・。夏をこよなく愛するイタリア人たちは、見るからにテンションが下がっています。いつものこの時期は、日焼け具合を褒め合い、さらなる日焼けに気合いを入れる時期なのに、そんな会話も聞こえてきません。ギラギラした太陽にお目にかかれるのは、いつなのでしょう。イタリア人のためにも早く出てきてほしいものです。

そんないつもよりは涼しいイタリアですが、それでもやっぱり暑い!服装は軽くなり、足もとはブーツからサンダルになって、肌の露出も増えます。頭から足のつま先まで、オシャレの手を抜けません。特に足先は、冬場は隠れていた分、オシャレを楽しみたいところですよね。私も夏を目前に、冬の間は怠けていたフットケアを思い立ち、近所の素敵なマダムに探りを入れてみました。すると、マダムは私に、マダムお気に入りのネイリストを紹介してくれました。しかも、このネイリストさんは、自宅まで来てくれる、いわゆる「出張ネイリスト」なのだそうです。

面白いと思ったのは、このネイリストさんの宣伝方法。ホームページがあるわけでもなく、どこかに広告を載せるわけでもなく、まったくのクチコミでお客さんを獲得しているんです。これはイタリアではよくあることで、今回の私のように、知り合いに「ねぇねぇ、いいネイリスト知らない?」と尋ねると、「それなら腕のいいネイリストを知ってるわよ」とか、「知り合いがネイリストだから、お願いしてあげるわよ」とか、情報が集まってきます。これは、ネイリストの世界だけではなくて、いろいろな職種の、フリーランスで活動されている方にも共通していることです。もちろん色々な媒体を使って宣伝もするけれど、知り合いに紹介してもらったら、信頼性は高いですからね。そうして、腕のいい職人、人を大切にできる職人だけが生き残っていくのかなと思いました。

クチコミなので、予約方法もいたってシンプル。携帯電話の番号をマダムから聞いて、直接ネイリストさんに電話をかけて、双方の都合のいい日時を相談するだけ。とても簡単でした。

さて、約束の日、ネイリストさんが時間ぴったりにウチにやってきました。時間におおらかなイタリアでは、ちょっと珍しいですが、好感が持てます。ドアの前に立っていたのは、飾り過ぎていないシンプルなスタイルの、小柄でかわいいイタリア人の女の子でした。

私はフットケアとペディキュアをお願いしました。温かいお湯に重層を入れたものを準備して、そこに足を浸してしばらく待ちます。そして、すこし皮膚が柔らかくなったところで、足のうらの皮膚の固くなったところを医療用の器具を使って削り取って行きます。痛いかと心配しましたが、全然痛くなくて、ずっと気になっていた足裏のタコがなくなってスッキリしました。

そして、ヤスリで足の裏全体とかかとをけずり、保湿クリームを塗ってマッサージします。

そのあと、キューティクルケアをして、爪の形を整えて、ベースコートをぬり、カラーネイルを塗って完了です。ネイリストさんが持参したネイルカラーのレパートリーは少なかったけど、その中から私は「ロッソ・パパーベロ(ひなげしの赤)」を選びました。赤だけど、真っ赤じゃなくてちょっとピンクがかった可愛らしい感じの色合いに、すごく惹かれました。

料金は両足で10ユーロ、1700円くらいでした。出張費も含めてこの値段で、正直驚きました。

ちなみに今回は、このネイリストさんを紹介してくれたマダムも、一緒にケアをお願いしました。

このネイリストさんのお得意様は、お仕事が忙しくて、ネイルサロンに行く時間がない働く女性や、少しお年を召されて出かけるのが難しい方が中心だと教えてくれました。それぞれ月に1回か2回程度の頻度で呼ばれるそうです。男性もときどき利用されますが、珍しいと言っていました。冬より夏の方が忙しいらしいけど、それは私も納得です。私みたいに、「ヤバい!もう夏なのに、足のケアを全然してなかったー」って焦って、ネイリストさんを呼んじゃうんですかね・・・。

人気の色は赤!お年寄りの方も、赤を選ばれることが多いのだとか。赤は気分を明るくしてくれし、イタリアのまぶしい太陽と青い空には、赤がよく似合います。

「お年を召されている方にも、赤が人気」と聞いて、イタリア女性はいくつになっても、オシャレをするときめきを忘れないんだなぁと思いました。憧れます!私も赤いペディキュアをしているおばあちゃんになりたいです。

今まで、出張ネイルは高いというイメージがあったけれど、今回初めて利用してみて、手軽で便利なことがわかりました。これからは定期的にお願いしようと思っています。

実は、私はサロンでのスタッフの方との会話が苦手なんです。何を話したらいいかよくわからなくて、しかもスタッフの方はきれいでオシャレな人が多くて、ちょっと緊張してしまうからです。今回ウチに来てくれたネイリストさんは、物静かで、おしゃべり上手な人ではありませんでした。だからといって、その無言の間が息苦しいわけではなく、むしろ、その静かな時間が心地よく感じました。これは彼女が作り出す穏やかな雰囲気のおかげなのかもしれません。彼女が固定のお客様を持っている意味が、何となくわかったような気がしました。おしゃべり好きのイタリア人も時々、穏やかな時間の流れを感じたいのかなと思いました。

フットケアもしたし、赤いネイルも塗ったし、さあ来い、夏!!






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