美容効果絶大!アラブ美女の秘密はレバノン料理にあり

  • 2015/11/29
  • Dubai

みなさん、過酷な夏がようやく去ったドバイより、こんにちは! 食欲の秋、今回はドバイで大人気の”レバノン料理”についてご紹介します。

地理的条件から文明の交差路であったレバノンは、ヘルシーな地中海料理の影響と、アラブ料理の影響を受けました。さらに、フランスの委任統治領であったことから、洗練された食文化へと発展。日本ではあまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、ドバイを含むUAEには約10万人のレバノン人が住んでおり「アラブ料理と言えば、レバノン料理!」というほど、町じゅうレバノン料理レストランがひしめいています。それだけ、観光客、在住者を問わず、大人気の料理。人気の理由は、野菜中心のヘルシー食であること、アラブ料理の中でも辛くないため一般受けするところが挙げられます。

さらに、レバノンといえばアラブ一の美女大国! 「ドバイでアラブ系の美男美女を見かけたら、レバノン人だった」ことがよくありますが、過去の記事で紹介した、アラブで最も人気の歌手『ハイファ』や『ナンシー・アジュラム』も、レバノン出身です。

美を追求するには、まず体をつくる良き食べ物から。今回は、アラブ美女の”美をつくる”レバノン料理の魅力に迫り、みなさんに絶対試して欲しいレバノン料理5つをご紹介します。自宅で簡単に作れるものもありますよ!

Tabbouleh(タボレー)

なんと、普段脇役の”パセリ”が主役のサラダ。パセリ、トマトや玉ねぎのみじん切り、ミントの葉を入れレモン、オリーブオイルなどであえたシンプルなレシピながら、さっぱりしていて癖になる美味しさなんです。

ラム肉をいただく時など、こってりした肉、癖のある肉にあわせて食べると、フレッシュで合います。中東の穀物 『Bulgur(ブルグア)』と言われる、別名クスクスを入れるレシピもあります。

低脂肪なのに、食物繊維やビタミンが豊富で美味しいときたら、いいことづくし。アラブ家庭では母親によってレシピが異なり、タボレーのパセリがきちんとみじん切りにできない女性はお嫁に行けない、と母親に言われるほど、家庭料理の中で重要な一品。

このように、スーパーでも気軽に美味しいタボレーが手に入るほど、アラブの生活では日常的なサラダなんです。筆者も自分で作ったことがありますが、家でも簡単に出来るので、ぜひお試しください。「パセリってこんなに美味しかったの?!」と魅力を再発見すること、請け合いです。

Hammus (フムス)

アラブ料理の食卓に欠かせないのが、このフムス。脂質が低いのに栄養価が高く、食物繊維も豊富なことから、ダイエットや妊婦食としてハリウッドスターの間でも、一時期流行りましたよね。

フムスは、『ホブス』という薄焼パンにつける、ひよこ豆のペーストなのですが、日本人にとって、なんとも懐かしい味がするのです。ひよこ豆に練りゴマやにんにく、オリーブオイルなどを加えペースト状にするため、豆やゴマといった食材が身近な日本人の口に合うのだと思います。これ、かなり重いペーストなので、ヘルシーなのに満腹感が出やすいです。

サラダや前菜盛り合わせとともに、薄焼パンにフムスをつけて頂きながら、わいわいおしゃべりに講じるのが、レバノン的食事風景。実際に、筆者がドバイ在住のレバノン人宅でのバーベキューに招待された際には、写真の自家製フムスを頂きました。レストランのフムスよりクリーミーで、日本の味噌汁のように、家庭により微妙にレシピが違うんだなぁと感心しました。

Warak enab (ワラクイナブ)

肉や米を中に詰めて、ブドウの葉で巻いたものが、ワクライナブ。葉を巻いていただく食べ物といえば、日本なら柏餅でしょうか。見た目に親しみを覚えてしまいます。肉を入れた版より、筆者はお米が入ったバージョンが好きです。

ぶどうの葉が柔らかく、しっとりとレモン風味。中はさっぱりと酸味が効いた米がもっちり。寿司飯でお米と酸味の組みあわせに慣れている日本人が、好む味です。

Halawat el Jibn (ハラワ エル ジェッビン)

“チーズの甘さ”という意味を持つ、レバノンの代表的なスイーツ。もっちりした生地の中にチーズが詰まっていて、仕上げにピスタチオがかかっています。ローズウォーターシロップをとろんと垂らして頂くのが、ポイント。そもそも、レバノンのスイーツは全体的に『ローズウォーター』を使用したスイーツが多いんです。

ローズウォーターは、日本だと化粧水として有名ですよね。古代エジプトで、クレオパトラが全身に塗ったことも有名です。中東では、ローズウォーターと言えば、スイーツに頻繁に使用され、日常的に親しみのある食材でもあります。美容効果のあるローズウォーターを体の中からも摂り入れたら、より美に磨きがかかるかも!

Qahwi(カフウィ)

これは、”カルダモン・コーヒー”のこと。香り高いカルダモンがアクセントの、エキゾチックなコーヒーです。

カルダモンといえば、紀元前千年以上も前から世界で愛されてきたスパイスで、美容効果が絶大! 消化吸収を助け、脂肪を落としてくれるだけでなく、体温を下げる効果があるため、暑いアラブ地域では古代エジプトの時代から親しまれてきました。

作り方もユニーク。ミルクを入れず、小さな鍋で、お砂糖とカルダモンを加えて煮立てます。エスプレッソと同じような小さいカップに入れて、出来上がり。ドバイではレバノン料理レストランで頂けるほか、スーパーでレバノンコーヒーがパックで売られています。自宅で作ってみたところ、パウダリーで、かなり強い味ですが、カルダモンのおかげでやわらかさがアップ。一口飲むごとに、砂漠で星空を眺めるアラビアンナイトな夜が目の前に広がる、そんな味でした。

 

ところで、スイスで80年以上の歴史がある美容クリニック『Clinique la Prairie』の調査によると、世界で最も綺麗で若い肌なのはアラブ女性だとか。髪や肌を強い日差しからベールで守ることだけではなく、保存料が入っていないヘルシーな食事を好むことも理由の一つなのでしょう。

中でもレバノン女性は、大半がキリスト教徒ゆえベールをまとうことはありませんが、美にうるさい家族や周りの女性の影響で、幼い頃から外見を意識して育ちます。5歳向けのスパも普通となってきており、自分の外見に気を使うことは当たり前だとか。

今回ご紹介した食事のほか、ケバブなど肉系もありますが、基本的には野菜中心のレバノン料理。ヘルシーなベジタリアン食が、彼女たちの美に、内側からも磨きをかけています。日本人の口に合うものばかりなので、みなさんも、レバノン料理屋を見かけたら、ぜひ試してみてくださいね!


では、مع السلامة マッサラーマ(また会う日まで)!






【写真協力】

レバノン人女性の写真(カバー)Joe Chahwan PhotographyのJoe Chahwan氏。

レバノン人女性の写真(さらに、レバノンといえばアラブ一の美女大国!前)David Miller(デイビッド・ミラー氏)

八重樫美由紀:ハラワ エル ジェッビンの写真






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