クレオパトラが愛した!アラブの「金」美容

  • 2014/07/31
  • Dubai

みなさん、こんにちは!

こちらドバイは、年に1度の”ラマダン”と呼ばれる”断食月”に入りました。

44度を越す気温のため、外に出ると熱気のあまり息をすることが苦しいほど。

ローカルの人々は、暑さと断食のため日中に外出を控えることも多いのですが、それでもたまに見かけるアラブ女性は、きれいにメイクをしてショッピングモールを優雅に歩いています。完璧を求めるアラブ女性の美容魂は「やはりすごい!」と感心します。

しかし、それもそのはず。なぜって、アラブにはヘアメイクの起源であるエジプトがあり、数々の美容法を生み出した、あのクレオパトラがいるから!

現代にも、”美への強い探究心”がアラブ女性の中に宿っているのかもしれません。

そこで、今回は、この地域ならではのちょっとゴージャスな”アラブの美容法”についてお届けします。

あのクレオパトラも愛した○○

数々の美容伝説を残したクレオパトラ。

日本でも、”あのクレオパトラが愛した・・・・・・”というキャッチコピーが、ありとあらゆる製品にうたわれていますよね。それほど、絶対なる美の象徴となっています。

かつら、アイメイク、風呂の習慣から脱毛にいたるまで、この”世界一の美女”が男性たちをメロメロにしたのは、もともと美しかっただけでなく、たゆまぬ努力と探究心ゆえ。

実際、クレオパトラは、泥、オリーブオイル、はちみつ、バラなど地域特有の自然の産物を利用したり、真珠や金を用いたゴージャスな美容法を生み出したことで有名です。

ちなみに、そのうちの一つである”はちみつ”は、古代アラブ地域では薬としても使用され、現代でも生活に密着したもの。ショッピングモールに行くと、このようにさまざまな種類の”はちみつ”の売店があり、アラブ地域の名産品として愛されています。

上に挙げた自然の産物による美容法は、現代でも広く世界で愛されていることを証拠に、古代のアラブ女性たちが、美容に熱心なクレオパトラに相当影響を受けたであろうことは言うまでもありません。

紀元前にこれほど美に執着し、現代にも取り入れられる美容法のもとを作ったクレオパトラの功績は、計り知れません。

純金タトゥーのサロン

さて、クレオパトラの美容法で、中でも極めつけにゴージャスなのが”金”を使用したもの。

紀元前の王家の墓から大量の金糸が発掘されたことにより、彼女が”金糸を肌に埋め込んだ美容法をしていた”などの説が有力になりました。

「少しでも、その美にあやかりたい・・・・・・」という訳で、こちらドバイにある”純金”でできたタトゥーとネイルアートができるサロンを紹介します!

これは24金が99.9%配合された”肌につけても安全なタトゥー”で、今アラブ中の女性に人気となっています。

体験のために筆者が訪れたのは、ドバイ西に位置するジュメイラ・レイク・タワーズの一画、アルマスタワー内のサロン『Suger Urban Nails(シュガー・アーバン・ネイルズ)』です。

オフィスビルの1階に位置するとあって、客層は仕事帰りのOLがメイン。また移民国家のドバイなので、お客様の国籍がさまざまとのこと。

この日筆者が体験したのが、肌につけるタイプと、ネイルにつけるタイプの”純金タトゥー”2種類です。

担当してくれたのは、フィリピン出身のネイリスト・ジョヴィーさん。しっかりした技術で安心できました。「日本に親戚がいるから、この記事が発行されたら見せたい」とおっしゃっていました。

彼女の経験上、アラブの女性は、ゴージャスなハッキリした色がお好みとのことでした。そこで筆者も、深みのあるレッドのネイルカラーをセレクト。これなら、金のタトゥーに映えそう!

施術の流れは日本のネイルサロンと同様、まずは爪の長さを整えて、キューティクルのケアから入ります。ネイルカラーが乾燥したところで、小さな純金のタトゥーアートを爪に装着します。ワンポイントなのでさりげなく、いい感じ。

次に、手の油分を拭いてから、肌用のタトゥーを装着します。水スポンジでタトゥーシートの裏面をぽんぽんとたたくと、タトゥーが肌に写される仕組み。金の効果で、なんだか肌がほわっと温かくなった気分です。

装置までの所要時間、わずか1分。あっという間にできました!

こちらの肌用のタトゥー、価格は約5,000円のものから、より豪華なデザインだと約5万円となります。きちんとケアをすれば、1週間ほど持つとのこと。なお、サロンの予約方法は電話予約のみでした。

肌用のタトゥー、筆者はアラビック風な模様のブレスレット型を選択しましたが、遠くから見たら本物のアクセサリーみたいで、パーティーにぴったりな仕上がり!それでいて、金が主張しすぎず、品があって自然な感じ。腕まわりも良いですが、首筋や背中にワンポイントでつけたら、目立つことうけあいです!

こちらは、人気商品のひとつ、アラブ語で”花嫁”を意味するタトゥー。結婚式で身につけるアラブ女性が多いとか!

そもそも、この肌用タトゥーのブランドはドバイ発で、2010年に『Precious Skin(プレシャス・スキン)』として、誕生。世界初の”純金フェイク・タトゥー”として、製造・販売を始めました。

また、ネイル用に作られたタトゥーの方は『Instant 24 (インスタント24)』というブランド名で呼ばれています。

2010年にはわずか2店舗だったのが、現在ではドバイだけでも23店舗のサロンで販売・施術。周辺国であるアブダビ、カタール、サウジアラビア、クウェート、オマーン、ヨルダンと、合計55店舗にまで拡大しました。

今回の訪問では、このブランドを立ち上げたFlambeau Luxury Trading(フランボー・ラグジュアリー・トレーディング)代表、フランス・パリ出身のArnaud (アーノルド)氏が直接案内下さいました。同氏によると「ジュエリーとメイクの中間みたいな存在なのが、このタトゥー。ジュエリーを買うより手軽で、メイクのように気軽、だけどシックで特別感が増すのが良いところ。日本が大好きで何度も行ったことがあります。日本でも今後商品展開をしたいので、パートナーを募集中」とのことでした。

ドバイに住み始めた時、アラブ女性がヘナ・タトゥーを楽しんでいる様子を見て「金のタトゥーもはやるにちがいない!」と確信したとか。

短期間でこれだけ多国にビジネスを拡大されたことから、その先見の明は当たっていたのでしょう。ゴージャスなものが大好きな、アラブ女性の心をわしづかみにした、”純金タトゥー”。

クレオパトラの美へのあくなき探究心が、現代のアラブ女性の心にも受け継がれており、このタトゥーの流行はその象徴のように思えました。

では、مع السلامة マッサラーマ(また会う日まで)!






【取材協力】

・Flambeau Luxury Trading(フランボワーズ・ラグジュアリー・トレーディング)
  純金タトゥー『インスタント24
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【画像協力】

・Michael Struts(マイケル・ストラッツ)・・・クレオパトラ、クローズアップの写真担当

・Angelica Scott (アンジェリカ・スコット)・・・プロモデル、クレオパトラの写真(ピラミッド)担当






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